●よくある症状
□ 吐いている
□ 下痢をしている
□ お腹が痛そう
□ 便がでにくい
□ 体重が減ってきた
□ 食欲がない
●消化器科でみられる病気
・急性胃炎
原因は、食べ物の刺激や異物、有毒植物、化学物質、薬物などの摂取、感染性(細菌性、ウイルス性、寄生虫性)などの直接の原因から、急性膵炎、尿毒症や敗血症、ストレスなど様々です。原因や重症度などにより症状、検査および治療は異なります。
・腸炎
原因は、食事や薬物、感染症(ウイルス性、細菌性、寄生虫性、真菌性)、アレルギー性、免疫疾患、腫瘍、全身性疾患、ストレスなど様々ですが、原因がわからない場合もあります。下痢が特徴ですが、嘔吐や脱水などがみられることもあります。原因により検査や治療は異なります。
・急性膵炎
膵臓の消化酵素が何らかの原因により漏れ出ることにより、膵臓自体が消化されてダメージを受けてしまう病気です。はっきりとした原因はわかっていませんが、さまざまな要因(食生活、肥満、高脂血症、薬物、基礎疾患など)によって引き起こされます。症状は、食欲低下、元気消失、嘔吐、下痢、腹痛などです。重症化や合併症をおこすと、多臓器不全により死亡することもあります。